当店では2種類の豚肉をご用意しております。
1つは「霧島豚」という黒豚で、旨みを引き出すアミノ酸の含有量が多く、きめの細かい肉質と脂身の甘みが特徴です。この甘みが旨みを一層引き立て、他の豚肉と比べても頭ひとつ抜けた美味しさがあります。
もう1つは沖縄県産の「あぐー豚」です。仕入れ先は現地で直接お会いした「上原ミート」さんで、JAの認定を得たあぐー豚を空輸で直送しています。
部位はさっぱりとした肉質のロースと、脂身が特徴的なバラの2種類をご提供しています。

しゃぶしゃぶをお召し上がりいただく際に、当店が特にこだわったのが「お肉のスライスの厚さ」です。薄すぎず、厚すぎず、口の中で溶けるような繊細な食感を保ちながら、しっかりとした味わいと食べ応えを感じていただける絶妙な厚みを追求しました。その理想を実現するため、1ミリ単位で厚さを調整しながら、何度も試食を重ね、最適なバランスを見つけ出しました。お客様にご提供するお肉は、その長い探求の末にたどり着いた最高の一枚です。

しゃぶしゃぶの美味しさを引き立てるもの、それはお肉とともに楽しむ新鮮な野菜です。従来のしゃぶしゃぶでは、椎茸やネギ、白菜などをそれぞれ人数分に分けてお出しするため、「この椎茸は誰の？」といったご不便が生じることもありました。当店では、そのような煩わしさを解消するため、野菜を細かく切り、すべてを一つにまとめたスタイルを採用しております。この方法により、お客様には「食べやすさ」を提供し、お肉で野菜を巻いて一緒に召し上がる新しい食体験をご堪能いただけます。また、定番の野菜に加え、その時期ごとの旬の野菜も取り入れ、四季折々の味わいをお楽しみいただける工夫を凝らしています。

ツケダレには、料理監修の由宇氏が考案した「トリュフバターの和風ダレ」と、数種類の塩を独自にブレンドしたオリジナルの塩の2種類をご用意しております。あえて、定番のポン酢やゴマだれではなく、「壽スタイル」として、この特別な2種類でお楽しみいただいております。
※写真はイメージです